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ECSO
ECSO TOP >>ECSO設計はどこのどのケーブルに適用するのか?

(1)需要家構内(工場・ビル)の低圧CVTケーブルに適用

電線工業会の電線出荷統計より、電力会社の送配電ケーブル、工場・ビルの低圧CVTケーブル、および住宅のVVFケーブルの布設銅量を推定し、それにケーブルの稼働率を考慮に入れ電力損失率を推定すると、それぞれ5%、4%、1%程度となる。これより、ECSO設計は送配電ケーブルまたは低圧CVTに適用すれば大きな効果につながることになるが、送配電ケーブルの場合、鉄塔や電柱の強度の問題、さらに管路の径などが問題になることから、工場・ビルの低圧CVTのみを対象とする。また、工場・ビルで一部使用の低圧エコケーブル(EM-CET/F)も対象にするが、高圧CVTについては、その布設銅量が極めて小さいため、対象にしない。

日本における電力損失の実態

  布設銅量 稼働率 実効通電
銅量
電力損失
(率)
サイズアップ
適用の効果
(布設亘長)
1)送配電ケーブル
(電力会社)
120万トン
(アルミは銅換算)
100%
[常時通電]
120万トン 5% 適用すれば
効果大
[送電:90千km
  配電:1,300千km]
2)低圧CVTケーブル
(ビル・工場)
350万トン 30%
[12時間/日
300日/年
0.7(需要率)]
100万トン 4% 適用すれば
効果大
(1,900千km)
3)VVFケーブル
(住宅)
150万トン 20%
[9時間/日
350日/年
0.5(需要率)]
25万トン 1% 適用しても
効果小
(27,000千km)

(2)高・中・低のうち高・中稼働の需要家に適用

1)ECSO設計は昼夜間操業の高・中稼働の需要家に適用する。

8つの需要家別の日負荷曲線

8つの需要家別の日負荷曲線

  1. 一般工場・・・・中稼働
  2. プラント工場・・・・高稼働
  3. 事務所ビル・・・・ 低稼働
  4. スーパー・百貨店・・・・中稼働
  5. 病院・・・・ 高稼働
  6. 大学・研究所・・・・低稼働
  7. ホテル・旅館・・・・低稼働
  8. その他公共施設等・・・・低稼働

2)各日負荷曲線の右上部に、1日あたりの等価通電時間数hと年間稼働日数yを示す。



(3) 3つの条件を満たすケーブルに限定して適用

ECSO設計は回線全体(又は工場全体)のすべての低圧CVTを対象にするのではなく、「効果のあるところへの重点投資」の考えから、”低減電力損失量(年間)=500[kWh]”を目安として、以下3つの条件を同時に満たすケーブルに限定する。

  1. 最大負荷電流= 30A以上に限定する。
  2. 高・中・低稼働のうち、高・中稼働に限定する。
  3. ケーブルこう長= 30m以上(幹線)、20m以上(分岐) に限定する。
  4.   

幹線ケーブルの長さ分布

  

分岐ケーブルの長さ分布



(4)新設・既設のうち新設ケーブルに適用

・新設ケーブルには ECSO設計を適用する。
・既設ケーブルには ダブル配線化を適用する。
ダブル配線化とは?
既設ケーブル(ラックなど付帯設備も含め)はそのまま残し、同一サイズ、同一長さのケーブルを新たに追加並列配線し導体断面積の2倍化を図る方法であり、60o2以上の太サイズに限り認められている。
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