環境専門委員会
【2018年度】井戸設備における省エネ
改善前
対象井戸は、設置・運用されてから約50年が経過し、揚水量減少・揚水原単位の悪化傾向にあった。また、井戸ポンプ運転制御は、インバータを使用し設定周波数を任意での固定値として使用していた為、工場の稼働状況によってはオーバーフローが発生していた。
改善後 ①
・井戸洗浄による揚水量UP、揚水原単位改善
改善後 ②
・電話回線を利用した井戸INV多段速化、オーバーフロー量の削減が図れ、揚水のムダが削減できた。
注意すべき点
・井戸修繕作業は、洗浄後の排水pH管理と鉄分濃度管理が必要となる。
・老朽井戸で洗浄作業の際、井戸ケーシング・スクリーンへのダメージを考慮する。