環境専門委員会

【2018年度】触媒更新およびメンテナンスによるVOC排出量の削減

改善内容  

エナメル線の製造では、溶剤を含む塗料を乾燥させる工程があり、その工程でVOCを含む排ガスが発生する。近年、VOC排出の抑制を目的として、二次触媒の設置や効率の良い触媒の選定を行ってきた。これらの活動によりVOC排出量は削減されたが、触媒の汚染が進むと触媒能力が低下することが明らかになった。そのため、定期的な触媒メンテナンスを行うことで更なるVOC排出量削減、または維持を行っている。

2018触媒更新 9_1    

 2018触媒更新 9_2

 改善効果   

VOC大気排出量削減  1,219L/年の削減(約9%減)

(2012年 15,453L → 2016年 14,234L)