環境専門委員会
【2017年度】変圧器・コンデンサー設備更新 容量ダウン及び高効率化による省エネ
改善内容
前回の変圧器の更新時(1992年)、将来の余裕を考慮して1000kVAから1500kVAに容量アップした。その後、工場再編により、負荷が大幅に減少した。(現状:400kVA)今回更新するにあたり、容量を負荷に合わせた上で、低損失のアモルファス変圧器を採用した。
改善前
動力:1500kVA
電灯:100kVA
力率改善用コンデンサー:500kVar
改善後
動力:750kVA
電灯:50kVA
力率改善用コンデンサー:400kVar
改善効果
電力削減量:22,900kWh/年
変圧器 コンデンサー
{[(2.7kW-0.34kW)×24h/日×30日/月]+[(1.4kW-0.4kW)×10h/日×21日/月]}×12ヵ月
効果金額:約344千円/年(単価15円/kWh)
投資金額:9,000千円(変圧器2台、コンデンサー等)
(回収期間:26年)
改善における注意すべき点
現在はエネルギー監視システムにより、適正容量が正確に把握できる。
(以前は担当者のカンと経験により、変圧器容量を決定していた。)