環境専門委員会
【2017年度】光ケーブル有価物化による産業廃棄物削減
改善内容
産業廃棄物として処分していた光ケーブルの一部品種(金属あり)が有価物として引き取り可能となる業者を探し、業者で受け入れ可能な状態(荷姿など)となる様に製造部門と協力して改善を行い、産業廃棄物を削減した。なお業者までは産業廃棄物扱いで、現地荷卸し後に有価物となる取引形態で行っている。
処理業者からの受け入れ条件として、”①運搬は優良認定の業者とする。②処理に際してリフティング・マグネットでキャッチアップでき、高さ3mから落下させても崩れない荷姿とすること。”が提示されこの条件を満足するような荷姿や積載量にも無理・ムダが無い様に積込み方も施行を繰り返し検討して有価物として排出が可能となった。
改善前
細ケーブル屑を束取りすると顎と鍔の隙間にケーブルが絡んで上手くいかない。
PE紐2ヵ所結束だと落下衝撃でバラバラになる。
改善後
パラソルにアダプターを取り付け隙間を無くした。
鋼線付インドアケーブル廃材を用いて2ヵ所追加結束に変更し、落下による荷崩れを改善した。
改善効果
投資金額:設備改造費 5万円
結束作業は手待ち時間を使って行うので工数増なし。
効果金額(有価物化と産廃処理の費用比較):約430万円(年度予想額)
また製造部門での廃棄物に関する分別意識と関心が高まった。